アメリカ旅行記 2000年
ニューヨーク [3] 

ニューヨークのシンボルとして、先ず自由の女神を思い起こす方が多いのではないかしら。
自由の女神像は、ニューヨークの陸地をちょっと離れたリバティー島にあります。
地下鉄をサウスフリーで降りると海岸線に沿ったバッテリーパーク公園があります。海を左に見て真っ直ぐに行くと、右手にチケット売り場、左が乗船場です。旅行客に人気があるのでかなりの列が出来ていましたが、フェリーはどんどん来ますのですぐに乗れました。但し観光シーズンや休日などはかなり混むそうです。


フェリーから見た自由の女神沖合いに小さく見えていた女神像が、出港するとぐんぐん近づいてきて、間もなく正面に見えるようになります。女神を背にして記念写真を撮るために甲板が賑わいました。
こうして全体像が見えるのは出港後だけで、島からの帰りは別の航路になります。

自由の女神 アメリカ独立100年を祝ってフランスから贈られた女神像は、右手にたいまつ左手に独立宣言書を持っているのは知られていますが、近くで足元を見ると、足を繋がれていたクサリをちぎって歩き出したところなのがわかります。
左足はすでに一歩踏み出し、右足はクサリをちぎるために力が入っているんですね。全身のポーズを見ると、お腹に力を入れてちょっと身体をよじっているでしょう?

像の中にはエレベーターがあり、階段を上れば冠の所まで行けます。エレベーターを待つ長い行列が出来ていたので断念しましたが、実は冠まで登る階段は狭くてけわしくてかなりキツイのだそうです。あきらめてよかったかも。


フェリーはバッテリー公園から自由の女神のリバティー島とエリス島に停まり、元の公園に戻ります。乗船する時にチケットを買えば、帰りはどこで降りるのも、どの便に乗るのも自由です。リバティー島の次のエリス島でも降りてみました。ここは移民を受入れる移民局があった島です。小さな島の真ん中に移民博物館があり、移民の歴史を物語る品々の展示や、時代別国別移民の推移を示す立体グラフがあります。
博物館の外庭にコンクリートの低い長い壁があって、移民の名前が刻まれていました。
学校の先生に連れられた生徒達が来ていて、「おじいちゃんが見つかった〜」と次々と声をあげて報告し、記録していました。
自由の女神とエリス島は、まさにアメリカの成り立ちと歴史を物語るものでした。

フェリーに乗って間もなく、デジカメのメモリーが一杯なのに気が付きました。まだパソコンに取り込む前で、しかも予備のカードを持っていなかったので、使い捨てカメラで撮りました。そんな訳であまり良い写真がありません。
次のワシントンDCは、写真が沢山あります!(*^o^*)

ニューヨーク[1]セントラルパークはこちらから

ニューヨーク[2]ニューヨークの街の様子はこちらから

ワシントンDC「1」アムトラック急ぎ足の旅はこちらから

ワシントンDC「2」ホワイトハウスはこちらから

サンフランシスコ アルカトラズ島[1]はこちらから

アルカトラズ島[2]はこちらから

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