サンフランシスコのケーブルカー
「チンチーン」という鐘の音と、ゴーッという独特の地響きの音をたててケーブルカーがやってくると、サンフランシスコにいるんだなーと思います。坂道の街サンフランシスコの、ハンパじゃない程の急な坂をぐいぐいとケーブルカーが登っていって、突然サンフランシスコ湾の真っ青な海が見えた時は、思わずにっこりしてしまいます。
観光客に大人気のこのケーブルカーには、3つの路線があります。
ダウンタウンのパウエルと、湾に沿った観光地フィッシャーマンズワーフを結ぶのが
パウエルーハイド線とパウエルーメイソン線です。

どちらの発着停車場も、いつも長い行列が出来ていて、何台も待たなければ乗れません。
パウエルーハイド線の方が人気があるし、みんなあのポールにぶらさがって乗りたいので、やっと順番がきても、違う路線に乗りたい時やポールが満員の時は
乗らないで次を待つ人もいます。
みんな思いは同じです(^_^;)。
そしてもう一つが、この2つの路線と交差するカリフォルニア線です。
ロンバード・ストリート
サンフランシスコは坂道の街として知られていますが、その中でもロンバード・ストリートはすごい急勾配で、世界一曲がりくねった坂道と言われています。
パウエルからハイド線に乗って、フィッシャーマンズワーフに着くすぐ手前、運転手さんが大きな声で「ローンバーード」と言ったら降りると、すぐ右がその坂道です。
ほんのちょっとの坂道なのですが、壁みたいな傾斜なので、やっと車1台通る位の、ジグザグというよりZZZの様な道です。
両側の家には迷惑でしょうが、わざわざこの道路を車を運転して下りるために人々がやってきます。
歩行者用の細い石段もついています。
ケーブルカーを降りた所がこの坂のテッペンで、湾も見えるし、この坂道の両側は、季節によっては花が一杯咲いてきれいです。(この写真は5月に撮ったものです。)
この坂を降りたら左へ歩いて行けば、
じきにフィッシャーマンズワーフに出ます。
又、パウエルーメイソン線に乗った時は、1ブロック越しに見上げるような角度でこの坂道が見えます。
ハードロック・カフェ
サンフランシスコのハードロックカフェは、観光スポットとはちょっと離れているんですが、ケーブルカーで行くと便利です
パウエルーハイド線とパウエルーメイソン線のどちらも同じ線路を走っている所で、カリフォルニア線と交差します。運転手さんが大きな声で「カリフォーニアラインー」と言ってくれますからすぐわかります。
ここでパウエルから行った場合は左方向へ行くカリフォルニア線に乗り変えて終点で降りて、前方右手をキョロキョロ見ると、この牛がいます。
勿論生きていません。作りものです。
サンフランシスコを舞台にした映画やドラマで、ちょっと気を付けていると背景によく映っているでしょ。
これが、ハードロックカフェ・サンフランシスコ店の目印です。
例によって、入り口の脇にはオリジナルグッズの売り場があって、買い物だけして帰ってゆく観光客で賑わっていますが、「カフェ」なんだから、やっぱり中に入ってテーブルに着いて、飲んだり食べたりした方が楽し!
メニューはどれも安い。ボリュームがすごくて1人で1皿食べきれないから、つまり安い(^_^;)。コーラはなくなればドンドン注いでってくれる。そのうえフロアーの人達が明るくて、足取り軽くテーブルを見てまわりながら、声をかけて楽しませてくれます。
フィッシャーマンズワーフ
ここではやっぱりピア39が楽しい。
中程のちょっと広くなった所では、週末になると新鮮なフルーツの売店が出ます。計り売りで買って水道で洗ってその場で食べられます。美味しいです!

なんだか奇妙な鳴き声が聞こえるなーと思ったら、声のする方へ行ってみて。
こんなにあざらしがいます。
写真には入りきれませんが、これはほんの1部です。
このあたりでは、水の面を覗きこんだら
可愛いラッコが見られた事もありました。
やっぱり楽しいサンフランシスコ、書いているときりがありません。
この他は、次に行った時に書く事にします。
アメリカ旅日記の初め
ルート66
ミュージカル「オクラホマ!」
ヨセミテ(1)
ヨセミテ(2)
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