
ROUTE 66
America's Main Street
The Mother Road
アメリカ通やアメリカ好き、
そして、昔連続テレビ映画「ルート66」のファンだった人達が
夢をふくらませるというルート66。
The Mother Roadと呼ばれるルート66。
そのほんの一部ですが、初めてこの足をおろし、この目で見てきました。



丁度ルート66のこのあたりを数百台のクラシックカーが走ると言うイベントが行われた直後だったので、私達の車の周囲は今では珍しいクラシックカーばかりというシーンにも遭遇しました。
あの”Route 66”の歌の中で、
" Oklahoma City looks Mighty Pretty "
と歌われているオクラホマシティーと、タルサ市を結ぶ道路が、
ルート66と交差している地点です。
昼食のために入った店は、小さなカフェですが、ここは創業60年になるという店でした。外観は特に変わった様子はないし、入ってみると板張りの簡単な作りの小さなカフェなのですが、壁には古いナンバープレートや昔の道路標識や、セピア色に変わった往年の映画大スターの写真等が飾ってあります。
私の知らないスターのサイン入りの写真もありました。 
テーブルにつくと女の子が、この店の歴史を書いたプリントのファイルと1冊のハードカバーのノートを持ってきました。
広げてくれた頁は、日付と名前と住所とコメントが書き込めるように線が引いてありました。
私は住所には「from Japan]そしてコメント欄には
「遂に来ました!ルート66へ」と書きました。
書きおわったノートを女の子が戻した棚を見ると、同じようなノートが数冊並んでいます。
なんとこれは、60年近くの年月に、この道を通り、この店に立ち寄って、ルート66の歴史に足跡を残していった人達のゲストブックだったんです。
私の残したサインも、こうしてこの店の歴史の中に残って引き継がれてゆくのでしょうか。私は、過去から未来へ続く時の流れの接点で、不思議な感慨と感動に包まれてしまいました。
アメリカ旅日記の初めに戻る
ミュージカル「OKLAHOMA!」
ヨセミテの大自然(1)
ヨセミテの大自然(2)
サンフランシスコのケーブルカー
メールはこちらへ
トップページ