ニューカレドニア旅行記 
7 森林公園


ニアウリのおかげですっかり元気を取り戻したので、
残る2日は海岸通りを散歩したり、街へ出かけたりして過ごしました。
ヌーメアは、商店が立ち並んで一番にぎやかな街なのですが、それでもなんとなく静かな雰囲気がありました。

ニューカレドニアのヌーメアはプチフランスと呼ばれるそうですが、私はフランスへ行ったことがないのでわかりません(^_^;)。

森林公園があるという案内を見たので、最終日に行ってみました。
旅行最後の日になると、「あと、あそこも、ここも」と、行き損なった場所を思い出してバタバタするのは毎度の事なのです。

ホテルからタクシーに乗って、海岸の景色を離れ、山道をどんどん登ったところに広大な森林公園がありました。
植物のエリアと動物がいるエリアに分かれていて、ニューカレドニア独特の植物や珍種の鳥がいると聞いたのですが、なにしろ一周歩くと2時間はかかるという広さなので、ちょっと省略したコースを歩きました。
南国独特の色鮮やかな鳥が沢山いて、名前や解説はフランス語の他に日本語と英語で表示されていました。
ゆったりと配置されたオリに沿って歩いていたら、いつのまにか周りに沢山の孔雀がのんびりと歩き回っていました。
大きな池には水鳥達が住んでいるのですが、ここでも池の周りに柵がしてあるのに、陸を歩ける鳥は勝手に柵を越えて出てきたり戻ったり。
通りかかった人達は、鳥をよけて歩いて行くし、鳥は逃げることもなく悠々と自分達の自然環境の中で生きているという様子でした。

あまり時差がないので帰る日の朝もゆっくり過ごせたし、空港もゆったりした南国ムード。

海外旅行って、
のんびり過ごしたあとの帰国日の空港の慌ただしさの中で現実に引き戻されるものだけれど、
どこまでも時間の流れを忘れたような非日常気分が続いたまま、
機上の人になりました。
[ニューカレドニア旅行記(8)へ続く]
 1 出発まで 2 ヌーメアからイルデパン島 3 ピローグ・原生林
 4 ブーニャ・天然プール 5 アメデ島 6 朝市・ニアウリ
 7 森林公園  8 旅行情報見たまま聞いたまま 

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