オランウータン保護区
ペナン島からサンダカンにあるオランウータン島に行きました。原生林の島です。
島に上陸してからは周囲を金網で囲われた木道を行くのですが、
ここは子供たちが遊んでいる場所です。私たちとの間に網はありません。
なんとか絶滅から彼らを救うのがこの島の目的なので、出産から幼児期は人間の手で育てるそうです。
島から離れる時にふりかえったら、広告看板の中に日本の企業があるのに気が付きました。 ペナン植物園も行きましたが、マレーシアで見た花は別ページにまとめようと思います。
オランウータンはマレー語で森の人、又は森の霊という意味だそうです。
一時は絶滅寸前だったのですが、この島で保護育成の結果元気に育って数も増えていると聞きました。
舟で島に着くと桟橋をわたって島に入ります。
すぐそばにとても大きな大人オランウータン達がお出迎え。
私たちは彼らを見ているつもりですが、彼らは人類を見物しているのかも(^^;)。
ガイドさんやスタッフが名前を呼ぶとこちらを向いて近寄ってきました。
木の枝を伝わったりぶら下がったりして楽しそうに遊ぶ姿も表情も可愛い〜。
オランウータンは性格が穏やかで、それぞれの性格や好みがはっきりしているそうです。
そのため完全に野生とは言えませんが、絶滅を免れて数が増えたのはこのような世話や努力の成果なのですね。
ガラスで仕切られた保育室の中でハンモックのようなベッドに乗っていた赤ちゃんです。丈夫に育ってネ。
こうした広告料もこの島のオランウータン保護活動資金になっているのかもしれませんね。
次は標高1800mにある高原避暑地キャメロンハイランドです。