平潟湾・・初夏の風に吹かれて
平潟湾 京浜急行金沢八景駅から高架歩道橋をわたり、シーサイドライン金沢八景駅のあたりから伸びる遊歩道に、陽春の風が吹く6月は、夏近しを感じる心はずむ季節です。
この遊歩道が出来た時は、人工的に整った光景にとまどって違和感を感じたものでしたが、今では大好きな散歩道です。

平潟湾シーサイドライン金沢八景駅の丁度真下で左に見えるのが弁天島です。島といっても国道16号から陸続きの細い道に入って小さな赤い橋を渡って行ける、湾に突き出したところです。
この遊歩道のある場所も、右にあるマンションも、その続きの柳町も、全部海でしたから、埋め立てがはじまるまでは、内川の住宅街からはこの弁天島が直接見えました。わずか30年から40年前の事ですから、海の向こうに弁天島の赤い橋や松の木が見えた景観の美しさを、この地域に長く住んでいる人は覚えているのではないでしょうか。

平潟湾この京浜急行金沢八景駅と、磯子区杉田を繋ぐシーサイドラインは、海の公園から八景島に至る眺めの良い観光用交通として、又、金沢区から磯子区にかけての海岸線を埋め立てて出来た産業地区を結ぶ通学通勤者のための新しい足になりました。
左がそのシーサイドラインの線路、前方は野島山です。このあたりはヨットや釣り舟の係留所になっています。

平潟湾車道は国道16号から別れて横須賀の工業地帯へと続いていますから、交通量が多いです。一方この先の橋を渡った右側一帯は関東学院ですので、この遊歩道は通学路でもあり、朝夕は小さなお子さんから大学生までの登下校姿が目立ちます。
昼間は買い物や散歩、そして金沢八景駅から野島公園に行く人達の姿もよく見掛けます。
金沢区には、海の公園・八景島・ベイサイドマリーナなど観光スポットが次々と出来ましたが、この界隈の美しい景観は生活に密着した道路として静けさを保っています。

植え込みの木は定着して育ち、人為的に花を植えたり花壇を作ったりしていないのがむしろ幸いして、時期によりいろいろな花を楽しむことが出来ます。

このあたりで5月に咲いていた花の写真です。

平潟湾の花 平潟湾の花 平潟湾の花 平潟湾の花

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