鎌倉宵桜 1999(4月15日更新)

kamakura
鎌倉八幡宮に続く「段かづら」の両側には沢山の桜の木がありますので、盛りにはまるで桜の長いトンネルのようになります。歴史を語る大鳥居を背景にして咲く風景は、まさに古都鎌倉ならではの景観です。
鎌倉ではこの桜の時期に合わせて春のお祭りが開催され、古式豊かな行事が行われたり茶席が設けられたりします。ところが今年はその中心になる週末に強い雨が降り、一部の行事が中止になるという大変な事になりました。
私はここ数年来毎年夜桜見物に行っているので、満開の知らせを心待ちにしてましたが、満開を待たずに既に葉桜になったという声もあり、まだ咲いていたという噂もあった13日に、行ってみました。
突然思い立って出かけたので、八幡宮に着いた時はもう5時すぎ。日がすでに傾いて観光客の姿も少なくなり、足早に行き交う地元の人や車の列で混雑していました。

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八幡宮の中に入ると、赤い太鼓橋で渡る小さな離れ島があります。
大明神ののぼりが立ち並ぶ水辺も、もう薄暗くなってきました。

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既に葉桜になった木が多い中で、
この1本は枝先が重く見えるほどの満開でした。

八幡宮から見た夕暮れの段かづらです。 提灯に明かりが灯りました。
段かずら段かずら

段かずら
夜桜見物といえば楽しみの一つは夕食です。
おそばが主役の懐石のデザートも桜のアイスクリームです。

食事が済んで再び桜の下に戻れば、もうあたりは真っ暗でした。
提灯に照らされた桜です。

今年は桜が開き始めてから寒い日が続き、これこそ満開という日がなかなか来ませんでした。
昨年鎌倉の夜桜を見に行ったのは4月5日でしたが、これ以上の日があるだろうかと思った程の満開でした。
それに比べると、今年は随分開花が遅れたように思います。その上、開き始めてから激しい雨や強風の日が続いたので、絶好の満開という日を持たずに散っていったような気がします。

もう散り始めた日の桜ですが、時間の経過がわかるように並べて名残の桜便りにしました。

四季折々の金沢区

浜ッコ便り